プレスポ(サイクルベースあさひのクロスバイク)に取り付けるために、海外の通販サイトAliExpressでカーボンシートポストとカーボンハンドルを買いました。
買ったのはこちら。
Hot selling carbon fiber road bicycle seatpost MTB mountain bike parts seat post tube 27.2 30.8 31.6* 350/400/450mm
RXL SL MTB Bike Handlebar Carbon Bicycle handle Riser/Flat Handlebars 25.4*540/560/580/600/620/640/660/680/700 MTB Handlebar
価格は合計で32USDでした。
届いた商品を取り合えず撮影しました。
シートポストは27.2mm x 350mmを買いました。
ネットの表示では、「weigth: 180-215グラム」と書いてありますが、重量を測ったら220gでした。
一番軽いはずの27.2mm x 350mmですら220gあるので、ネットの情報は詐欺です。ちょっと怒りがわいてきました。
ハンドルはRiser580を買いました。測ってみたら100gをほんの少し切る重量でした。
ネットの情報通りで、こちらは詐欺じゃないです。
プレスポ純正ハンドルとシートポストの重量も測りました。
ハンドルが200gで、シートポストは300gです。
シートポストは微妙です。カーボンに代えても80gしか軽くなりません。純正シートポストを切れば、80gぐらい軽くなりそうです。カーボンシートポスト買うよりも、純正シートポストをカットした方がいいです。カーボンに代えるとずり落ちないかとか、締め付けトルクオーバーで割れないか心配ですし。
ハンドルは、軽量化のためだけではなく、ポジションの変更や路面からの振動軽減も狙ってカーボン化をしたかったので、ハンドルに関しては後悔していませんが、シートポストは買うんじゃなかったと後悔しています。
このシートポストは、プレスポ純正シートポストと比べるとシートが少し前に来ます。
まだプレスポに取り付けてないので、取り付けたら、このページに感想を書き込みます。
いざ自転車にカーボンハンドルを取り付けようと思ったのですが、カーボンの場合締め付けトルクを間違えると、最悪バキッて逝くらしいと知り、トルクレンチを買うことにしました。
ネットで調べまくった結果、以下のサイトにたどりつきました。
作業スピード2倍!ペドロスのT型トルクレンチ
私の場合、カーボンハンドルとカーボンシートポストのためだけにトルクレンチが必要なので、どうやら5Nmを買っとけばOKということがわかりました。
(追記)
後日、5Nmではシートポストの締め付けトルクが足りないことが判明しました。詳細はこのページの下の方に書きました
ペドロスを買おうとググったら、お値段4000円ぐらいでした。
高すぎて買う気になれません。
AliExpressなら安く手に入るのではと思い検索したら、やっぱり安い奴が売ってました。
Cycling Tool Shed Torqkey Torque Wrench 4/5NM w/3mm 4m
4Nm、5Nm、6Nmのいずれかを選んで購入できるようです。
私は5Nmをぽちりました。
(数週間後)
トルクレンチが届きました。
パッケージを見て驚きました。GIANTの製品です!格安中華製だと若干不安がありますが、GIANTの商品なら安心感があります。
ちなみに、トルクレンチはねじを締めるため専用です。
トルクレンチでねじを緩めると、トルクレンチがダメになってしまい、正しくトルクを測れなくなるらしいです。知らない人は気を付けてください。
カーボンシートポストに交換するには、プレスポ純正クイックレリーズから、ヘキサゴンのボルトに交換する必要があるので、ボルトも買いました。
QINTIDES M6 Hexagon socket head cap screws partially threaded 304 stainless steel hexagon screw half thread screwsDIN 912
「6Mx35」を買いました。
最初は、家にあったあまってた長さ5㎝のM6のボルトを使ってみたのですが、長すぎました。
近所のホームセンターだと3㎝と4㎝の6Mのボルトはあるのですが、3.5㎝のボルトがないのです。
3㎝だと短すぎるし、4㎝だと長すぎます。
ちょうどよい長さのボルトをネットで探していたら、最終的にAliExpressで発見したので購入しました。
(追記)
後で実際に3.5㎝の長さのM6のボルトをプレスポに付けてみて気づきましたが、3㎝でもぎりぎりいけそうです。わざわざ海外通販でボルト買わなくても、近所のホームセンターで長さ3㎝のボルトを買えばよかったと後悔しています。
(さらに後日に追記)
ボルトを買うよりもシートクランプ自体を交換したほうがいいです。詳細はこのページの下のほうに書きました。
【実際に取り付けてみた】
実際にこのトルクレンチでカーボンシートポストとカーボンハンドルをプレスポに取り付けてみたのですが、特に問題なく取り付けできました。
このトルクレンチを使ってみて、意外ときつく締めてもなかなか5Nmにはなりませんでした。
トルクレンチを持っていない人は、ヘキサゴンレンチの短い方をボルトに差し、長い方を手でもって、「普通のおっさんが頑張らなくても回せるぐらいのトルク」で締めとけばOKだと思います。※ただし、トルクレンチを買った方がどう考えても安全です。トルクレンチを使わずにカーボンパーツを壊しても自己責任ってことでお願いします。
取り付けてみて気づいたのですが、私が買ったハンドル(Riser580)は幅が広すぎます。これより4㎝狭いRiser540を買った方がよさそうです。
カーボンシートポストの方はプレスポよりもサドルが前に来そうに見えましたが、サドルを一番後ろに来るようにカーボンシートポストに取り付けたら、ほぼプレスポ純正シートポストと同じ位置にサドルを持ってこれました。
カーボンシートポストを取り付けて3kmぐらい走ったら、シートポストが1cmぐらい下に下がってしまいました。
トルクレンテで5Nmで締めているのに下がりやがります。
「カーボンフレームとカーボンパーツの組み合わせにはコンパウンドを塗る必要があるけど、アルミフレームとカーボンシートポストの組み合わせなら塗らなくても大丈夫」的なことがネットに書いてあったのですが、それは嘘のようです。
仕方がないのでカーボンの滑り止めのジェル(FINISH LINE FIBER GRIP)をAmazonで注文しました。
ジェルが届きました。
値段は送料無料で944円でした。
このジェルを塗ってトルクレンチで5Nmで締め付けたのですが、それでもシートポストがずり落ちます。
ネットでググったら、どうやら5Nmでは締付けトルクがゆるすぎるようです。ググると6Nmで締めている人が多いようです。人によっては8Nmで締めている人もいるようです。
ググった結果見つけたサイトのリンク貼っときます。
カーボンシートクランプのトルク。
ロードバイクの締め付けトルク管理 トルクレンチ選び
ローディ失格!! シートポストが....。 ~ カーボン製品の組付には専用ケミカルが必要 ~
シートクランプとシートポストをフレームに取り付ける
ちなみに、このシートポストには締付けトルクについて何も書いていないので、MAXの締め付けトルクがわかりません。
新しくトルクレンチを買うのももったいないので、トルクレンチで5Nmで締めたあと、ヘキサゴンレンチでさらに約45度の角度分締めてみました(1/8回転ネジを回したということです)。トルクが測れないなら、締め込む角度でだいたい同じトルクにできるよにしようと思ったのです。バイクのプラグを取り付けるときのことを思い出して、次回締め付けるときも同じトルクにできるように、角度でトルクを一定にできるようにしました。トルクをちゃんと測ったわけではないですが、多分6Nm〜7Nmぐらいだと思います。
ググった結果を見たらなんかちょっとぐらいならオーバートルクでも大丈夫そうに思えたので、トルクレンチで5Nmで締めてから、少しずつトルクを上げていって、ずり落ちなくなるトルクを探ればいいやと思ったのです。
この状態で8kmぐらい走ったらシートポストが6cmぐらいずり落ちました。
家に帰ってからねじを緩めてみたら、なんと、明らかにねじが緩んでました。めっちゃ軽い力でねじが緩んでくれちゃったのです。
締め付けトルクが悪いんじゃなくて、「プレスポ純正シートクランプ&ボルトとナット」の組み合わせが悪かったようです。
というわけなので、
AliExpressでシートクランプをぽちりました。
わざわざ買った3.5㎜のボルトが約100円だったので、どう考えても最初からこのシートクランプを買ったほうがよかったです。
ネットでクランプについて調べていたら、なんか普通にクランプでカーボンシートポストを締め付けると割れることがあるらしいです。
ロードバイク用カーボンシートポスト Tifosi - カーボンシートポスト
このサイトによると、フレームの割れ目と、クランプの割れ目を合わせちゃだめだそうです。
慌てて、クランプの割れ目をフレームの割れ目とずらしました。すぐに気づけたおかげか、幸いカーボンシートポストは割れてはいませんでした。
これが悪い例。プレスポ純正シートポストがついていたのはこの状態です。
これが(多分)正しい例。車体の右側にクランプの割れ目が来るようにしました。
右側に来るようにしたのはそのほうが作業がしやすかったからなんとなくそうしたんですが、割れ目が前に来るようにしたほうが見た目は良い気がします。そのほうが均等にカーボンシートポストを締め付けてくれそうです。今このブログを書きながら、やっぱり前にクランプの割れ目を持ってくるべきだったような気がしてきました・・・。
ぽちったシートクランプが使えなくて紆余曲折あったのですが、最終的にこのシートクランプにたどり着きました。
High Quality Ultralight Aluminum Alloy MTB Road Bike Bicycle Saddle Seat Post Clamp #275404
「31.8㎜ red」を購入しました。
このシートクランプをプレスポのフレームにはめて、トルクレンチで5Nmで締めた後、さらに90度ねじを締めこみました(1/4回転締めたってことです)。もちろんFiberGripも塗りました。
この状態で数週間乗ってみたのですが、体重90kgの私が乗ってもシートポストは
全くずれ落ちてきません。もちろんシートポストも割れていません。どうやら
5Nmでしめたあと、90度(1/4回転)ネジを締め込んでやればOKみたいです。
(2019年9月4日)
ズレ落ちなくなったと思っていたですが、極めて僅かに少しずづ徐々にずれ落ちているようで、今日の時点で1.5cmぐらいずれ落ちてました。
というわけなので、5Nmで締めたあと、180度(1/2回転)締めてみました。とりあえず今のところシートポストは割れてはいません。今後どうなるかはしばらく試してからここに追記します。
(2019年9月30日)
カーボンシートポストが折れました。
職場のすく近くのスーパーに立ち寄ったとき、「なんかサドルが僅かにぐらつくな」と思いサドルを揺すったら、シートポストがまっぷたつに折れました。
自宅から職場まで約3.5kmを立ち漕ぎで恋で家まで変えることになってしまいました。太ももが辛かったです。
カーボンパーツは普段使いの自転車につけるべきではないですね。カーボンはレース専用なんでしょう。
もう二度とカーボンシートポストは買うまいと思いました。
このシートポストをカットすることにしました。
詳細は以下のページで紹介しています。
100均でそろえた道具でカーボンシートポストをカットできるか挑戦。250円でカットできた!
この記事を書いた後、もっとよさげなカーボンシートポストを発見してしまいました。
悲報。カーボンシートポスト買った後に、もっと軽いカーボンシートポスト発見してしまった。。。orz